同棲すると愛情がなくってしまうって本当ですか？

同棲すると愛情がなくってしまうって本当ですか？

同棲生活を始めると愛が情に変わってしまうと、よく言われています。

それは愛情がなくなってしまうということなのでしょうか？

このページでは、同棲すると愛情がなくってしまうって本当ですか？、という問いについて考えていきたいと思います。



同棲を始めると、ただの恋人同士から、生活を共にする関係になります。

恋人同士のあいだは、二人で会うために、わざわざお互いが時間を作って会っていましたよね？

同棲すると、そんなことはしなくてもすむようになります。

しかし逆に言えば、同棲をするということは、嫌でもそこに帰らなければならないということでもあるのです。

愛が情に変わるなどと言われるのは、同棲に限らない話で、結婚した場合でも、同じことが言えるのです。

ここで、情が悪いということではありません。

もちろん、同棲したからといって愛がなくなるわけでもありません。

愛がなくなると言うよりは、恋がなくなると言う方がしっくりきます。

いつも相手のことを思っているような熱い思いは、愛ではなく恋ごころと言います。

常に一緒にいられるわけじゃない場合に、だからこそ、相手のことを一途に思っていたわけなのです。

しかし、常に一緒に居られることが出来る状態になると、その欲求は満足してしまうわけですよね。

そうすると、いつもいつも相手のことばっかりを考えている必要がなくなるのです。

もう、ドキドキもしなければ、会えてうれしいなんて、感じられませんよね？

それが、恋ごころがなくなった状態と言うのです。



でも、だからと言って、相手のことを大切に思わなくなったわけではありませんよね？

ただ、いつも一緒にいることの方が普通になった場合のことを愛が情に変わると表現する人がいるだけなのです。

それは決して、愛が消えたというわけではありません。

相手に対して愛の継続を求めるなら、まず、自分の方から愛を継続すれば良いだけなのです。

常に「会いたい」とか、「今は何しているのだろう」とか、そんなことばっかり考えていた（これを恋というのです）のが、なくなります。

そのかわり、この感情は変化しているのです。

「いつでもそこにいる」という安堵感。

「毎日。必ず自分のところに帰ってくる」という安心感。

これらがあって、はじめて精神が安定すると思うのです。

出産には、妊婦の精神状態が安定していることが大事なのは知っていますか？



さて、結論を申し上げます。

同棲すると愛情がなくってしまうって本当ですか？

嘘です。

幸せになる前段階としての安定を、退屈に思うことなんて、バカらしいことです。

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タグ：同棲 愛情 安心感 安定 恋ごころ